今日は私が最近スーパーで見かけて気になっていた「みょうが」についてお話ししたいと思います。
実は取材を重ねていくうちに、みょうがって私たちが思っている以上に奥が深い食材だということがわかってきたんです。
今回は、なんと17年もみょうが作りのプロとして活躍されている吉田さんにお話を伺うことができました。
みょうがのことを知れば知るほど「へぇ!そうだったの!」という発見がたくさんあって、すっかり魅了されてしまいました。
みょうがってこんな野菜
今日は特に気になるポイントをまとめてみましたので、ご紹介させていただきます。
- 実は私たちが食べているのは「花」なんです
- 草丈は驚きの3メートル以上になることも
- 種類は大きく分けて「花みょうが」と「みょうがたけ」の2種類
- 夏と秋で収穫時期が違う
- 見分け方のポイントがあります
私たちが食べているのは「花」
私たちが普段何気なく使っているみょうが。
実はこれ、ショウガ科ショウガ属の多年草なんです。
一番驚いたのは、私たちが食べている部分が実は「花のつぼみ」だということ。
夏になると地中で花茎を伸ばして、その先端にできたつぼみが土から顔を出すんです。
このつぼみのことを「花みょうが」と呼ぶんですよ。
良質な花みょうがの見分け方
良質な花みょうがの見分け方もとても興味深かったです。
先端の紅色が鮮やかで、ふっくらとしていて、なおかつ身がしまっているものを選ぶといいそうです。
私も今度スーパーで選ぶときは、この基準で選んでみようと思います。
3Mを超えることも?
また、みょうがの草丈の高さには本当に驚きました。
一般的には40センチから1メートルくらいと言われているのですが、なんと吉田さんが育てているみょうがは3メートルを超えるそうです。
想像してみてください。
普通の大人の2倍くらいの高さになるんですから、すごいですよね。
みょうがは2種類ある?
みょうがには大きく分けて2種類あることも初めて知りました。
私たちがよく目にする「花みょうが」の他に、「みょうがたけ」というものがあるんです。
花みょうがの特徴
花みょうがは、植え付けてから1~2年で収穫できます。
土の中の茎から顔を出した開花前のつぼみを食用にするんですね。
特有の香りと苦味があって、シャキシャキとした歯触りが特徴です。
6月頃から10月過ぎまでの初夏から秋にかけて収穫されるそうです。
みょうがたけの特徴
一方、みょうがたけは若い茎を2~3週間遮光して軟白化させたもの。
収穫時の茎の長さは20~40センチメートルになります。
みょうがたけの特徴は、淡い紅色と白のグラデーションがきれいで、清涼感があること。
そして繊維質でシャキッとした歯触りがあるんです。
こちらも色ツヤがあって身がしまっているものが良質だそうですよ。
みょうがの2種類の特徴を知ろう! まとめ
私、この取材を通じて、普段何気なく使っている食材にもこんなにたくさんの発見があるんだなぁと感動しました。
みょうがって本当に奥が深い食材なんですね。
みなさんも今度みょうがを買うときは、ぜひこだわって選んでみてください。
ちなみに、我が家では夏場に、きゅうりやナスと一緒に漬物にして楽しみました。
時期が来れば、3本で100円ほどと安く手に入ることもあるので、ぜひ、スーパーでは旬の時期をチェックしてみてください。
最後までお読みいただきありがとうございました!