カリフラワーを美味しく茹で上げるには特定のテクニックが必要です。
間違った方法では、カリフラワーが硬くなったり、反対にぼろぼろに崩れてしまったりする恐れがあります。
しかし、正しいポイントを押さえれば、誰でも簡単においしく調理することが可能です。
ここでは、カリフラワーの茹で方とその時間について詳しくご説明します。
カリフラワーの茹で方のコツ
丸ごと茹でることで、うまみを内部に閉じ込めることができます。
茹でた後に小房に分けると、崩れにくくなります。
火の通りが良くなるので、しっかりと火を通しましょう。
過度の加熱は避けて、適度な歯ごたえを残すことが大切です。
基本の茹で方
- 房と茎を分け、茎の葉を取り除き、皮を剥き、繊維に沿って縦にカットします。
- 沸騰したお湯に茎を下にしてカリフラワーを入れ、1~2分茹でます。茎も一緒に茹でましょう。
- 茎が透明になり、竹串がスムーズに通る程度に茹でたら取り出します。冷ます際はザルに上げて、余熱で中まで火を通しますが、水にはさらさないでください。
小房に分けて茹でる方法
急いでいる時は、小房に分けてから茹でると時短になります。
茎から花蕾の中心に刃を入れ、手で開いてから小房に分けます。
色鮮やかに仕上げる方法
- レモン汁: 茹でる際にレモン汁を少々加えると、色鮮やかに仕上がります。
- 小麦粉: 少量の小麦粉を加えると、ふっくらとした食感になります。
フライパンでの茹で方
フライパンに水を2cmほど張り、沸騰させたら小房に分けたカリフラワーを入れ、2分程度茹でます。
電子レンジでの茹で方
耐熱皿に小房に分けたカリフラワーを並べ、塩を振り、ラップをして600Wの電子レンジで加熱します(100gあたり1分が目安)
カリフラワーの葉の活用
カリフラワーの葉も食べられます。
ざく切りにして炒めると、ごま油で風味豊かに仕上がります。中央の芯は取り除いてください。
冷凍方法
カリフラワーを下茹でした後、それを小房に分けてから、3~4個を一つのラップで包みます。
それらを冷凍用の保存袋に入れ、袋の中の空気を抜いて封をします。
この方法で、カリフラワーは冷凍庫で最大1ヶ月間保存することが可能です。
カリフラワーを下茹でして冷凍保存する方法は、その食感を保ちつつ後日の調理を手軽にするための便利なテクニックです。
解凍方法
解凍時には、凍ったままのカリフラワーを加熱調理に利用することができます。
炒め物やシチューの具材としてそのまま使用するか、ピクルス液に漬け込んでピクルスに変身させるのも良いでしょう。
おすすめレシピ2選
ゆでたカリフラワーのおすすめレシピもご紹介します。
①焼きカリフラワー
材料: カリフラワー(適量)、塩、黒コショウ、お好みのドライハーブ、オリーブオイル(各適量)
作り方:
- カリフラワーを小房に分け、塩、コショウ、ハーブを振り、オリーブオイルで和えます。
- アルミホイルの上に和えたカリフラワーを並べ、200度に予熱したオーブンで約10分、軽く焼き色がつくまで焼きます。お酒のおつまみに最適です。
②カリフラワーディップ
材料: カリフラワー半個、ニンニク1片、オリーブオイル大さじ1、水または白ワイン(適量)
作り方:
- カリフラワーは小房に分け、ニンニクはみじん切りにします。
- フライパンにオリーブオイルとニンニクを熱し、カリフラワーを加えて炒めます。全体に油が回ったら水を加えて柔らかくなるまで煮ます。
- 煮たカリフラワーをブレンダーやミキサーでクリーム状にするとディップの完成。茹でたカリフラワーに絡めても美味しくいただけます。
カリフラワーはゆでるのにコツがいる? まとめ
一般的に白色が主流のカリフラワーですが、「オレンジブーケ」と呼ばれるオレンジ色や「パープルフラワー」という紫色のカリフラワーなど、色とりどりの品種が存在します。
また、形状にもバリエーションがあり、「カリフローレ」というスティック状や「ミニカリフラワー」という小ぶりのサイズもあります。
色々な品種から選んで、カラフルなカリフラワー料理をお楽しみください。
最後までお読みいただきありがとうございました!