カリフラワーはアブラナ科に属し、キャベツの一種です。
主に食用になるのはその茎と花蕾の部分です。
重さを知っておくと、料理などにも使いやすくなるので、1株や1房など比較してみましょう。
ここでは、カリフラワー一株全体、切り分けた一房、そして茎の部分のそれぞれの重量について掘り下げ、100g当たりに含まれる栄養素も調査します。
カリフラワー1株の平均的な重さ
一般的に、カリフラワー1株の重さは約564.9グラムです。
廃棄部分を考慮すると、実際に食べられる部分は約282.4グラムで、カロリーは約76.2kcalとなります。
小型のカリフラワー1株の重さ
小型のカリフラワー1株は、重量が約372.4グラムで、食べられる部分は約186.2グラムです。
この場合のカロリーは約50.2kcalです。
カリフラワーの花蕾部分の重さ
カリフラワーの花蕾部分だけで計測すると、一株あたり約403.9グラムで、カロリーは約109kcalです。
この花蕾の占める割合は、全体の約71%になります。
小型のカリフラワーの花蕾の重さ
小型のカリフラワーの花蕾部分の重量は約251.0グラムで、カロリーは約67.7kcalです。
この割合は約67%です。
カリフラワーの茎の重さ
カリフラワーの茎の重量を計測したところ、皮付きで約92.3グラム、皮を剥いた後は約51.1グラムで、この時のカロリーは約13.7kcalになります。
小型のカリフラワーの茎の重さ
小型のカリフラワーの茎は、約73.5グラムで、皮を剥いた後は約52.1グラムです。
この時のカロリーは約14kcalです。
カリフラワー1房の重さ
カリフラワーを切り分けた際の一房の重量は、大きさにより異なり、大型は約42.6グラム、中型は約26.5グラム、小型は約12.8グラムです。
これらのカロリーはそれぞれ約11.5kcal、7.1kcal、3.4kcalとなります。
カリフラワーのサイズと重量に関する詳細
カリフラワーは大きさに応じて、通常サイズと小さいサイズがあります。
通常サイズは縦約15.3cm、横約16cmであり、小さいサイズは縦約10.5cm、横約11cmです。
カリフラワー100gに含まれる栄養素
カリフラワー100gにはビタミンCが81mg含まれ、これは成人の推奨摂取量の約81%を占めます。
さらに、葉酸94μg、パントテン酸1.30mg、カリウム410mgが含まれており、これらは貧血予防、エネルギー代謝の促進、血圧調節に有効です。
カリフラワーの数え方
カリフラワーは1個や2個、あるいは1株や2株として数えることが一般的です。
また、カリフラワーを切り分けて使用する際は、1房や2房と数えます。
畑で育てられている場合は、1株や2株、1本や2本として数えられます。
カリフラワーの英語での数え方
英語ではカリフラワーを「cauliflower」と表記し、「a head of cauliflower」や「two heads of cauliflower」として数えます。
ここで、「head of」は結球野菜全般に使われる数え方です。
カリフラワーの重さはサイズや部位で違う! まとめ
カリフラワー、アブラナ科に属する野菜でキャベツの一種であり、原産地は地中海東部です。
日本への導入は1960年代に遡り、以降、急速に広まりました。
国内での主要な栽培地は徳島県、茨城県、愛知県などに集中しています。
重さは部位やサイズによっても違いますが、料理の参考になるので、重さも覚えておくと便利だと思います。
最後までお読みいただきありがとうございました!