レタスや水菜などの葉物野菜は、シャキシャキした状態が新鮮でおいしいです。
今回は、しなびてしまった葉物野菜を元気に戻す方法をお伝えします。
キャベツの50度洗いとは？
日が経つと葉物野菜はどうしても元気をなくしてしまいますが、これを手軽に元気にする方法があります。
それは、50℃のお湯を使う方法です。
50℃のお湯洗いとは？
50℃のお湯洗いは、文字通り「50℃前後の温度のお湯で食材を洗うこと」を指します。
この方法はほうれん草、小松菜、白菜、レタス、キャベツ、ニラ、ブロッコリーなど、多くの葉物野菜に効果的です。
50℃のお湯の作り方
熱湯と水道水を1:1の割合で混ぜると、おおよそ50℃のお湯ができます。
「手をつけて熱いけど、触り続けるとちょっと耐えられない」程度の温度が目安です。
葉物野菜のお湯洗い方法
準備するものは以下の通りです。
- 沸騰した熱湯
- 水道水
- ボウル
手順1：50℃のお湯を用意する
沸騰した熱湯と水道水を1:1で混ぜ、ボウルに約50℃のお湯を作ります。
ピッタリ50℃でなくても大丈夫です。
手順2：野菜を浸す
野菜が大きすぎる場合は切ります。
野菜をボウルに2分程度浸します。
全体にお湯が行き渡らない場合は、優しくかき混ぜてください。
手順3：お湯を切る
ボウルから野菜を取り出し、お湯をしっかり切ります。
手順4：野菜が生き返る
お湯に浸す前と後の野菜には、見た目にも明らかな違いがあります。
茎がしっかりとし、葉も元気になります。
50℃のお湯洗いが効果的な理由
50℃のお湯に野菜を浸すと、野菜の葉にある気孔が熱ショックで開き、水分を吸収しやすくなります。
これによって、野菜は収穫直後の水分量に戻るのです。
氷水による野菜のリフレッシュ方法
葉物野菜の新鮮さを取り戻すために、氷水を利用する方法を紹介します。
この手法は、食べる直前に葉物野菜を氷水に浸すことで、野菜をよりシャキッとさせることができます。
氷水を利用するのはとても簡単です。
氷水に手でちぎった野菜を入れるだけです。
たとえば、レタスなら食べる直前に10分間氷水に浸し、キャベツの千切りなら1〜2分浸すだけです。
氷水でシャキッとする理由
レタスなどに含まれる繊維には、低温で固くなる性質があります。
この性質を利用することで、葉物野菜がシャキッとするわけです。
常温の水ではこの効果は得られません。
サラダやサンドイッチなど、パリッとした食感を求める時には、氷水に浸すことをおすすめします。
50度洗いのメリット
50度洗いも葉物野菜を元気にする方法として有効です。
この方法は、野菜の表面の気孔を開かせ、水分の再吸収を促し、野菜を収穫直後のような状態に戻します。
50度洗いにより、野菜は鮮度を取り戻し、長期間新鮮な状態を保つことができます。
特に、50度洗いした野菜は、通常の水洗いと比較して、より長く新鮮さを保つことができることが確認されています。
野菜の本来の旨みを引き出し、生野菜を安全に楽しむためにも、50度洗いは非常に有効な方法と言えるでしょう。
50度洗いでキャベツもシャキシャキに！ まとめ
私自身もこの50度洗いを試してみたところ、その効果には本当に驚きました。
葉物野菜が生き返り、その新鮮さを取り戻す様子を目の当たりにしたのです。
50度洗いは野菜だけでなく、果物、肉、キノコにも効果があると聞いていますが、これらについてはまだ試していません。
是非、この驚くべき50度洗いの効果を、自分自身で体験してみてください！
最後までお読みいただきありがとうございました！
