キャベツを切る基本的な方法は、「くし形切り」「ざく切り」「千切り」「みじん切り」の4種類があります。
料理の種類に応じてこれらの切り方を選び、使い分けてください。
キャベツの8分の1の切り方は?
キャベツの切り方は大きく4つに分類されますが、8分の1の場合はくし形切りになります。
それぞれ切り方の違いなど見ていきましょう。
①くし形切り
キャベツの外葉が硬ければ取り除き、まずはキャベツを縦に半分に切ります。
芯を残したまま、半分に切ったキャベツを縦に4~8等分に切ります。
芯が大きすぎる場合は少しカットしても良いですが、葉が取れないように注意します。
②ざく切り
ざく切りは大きめに切る方法です。
キャベツの葉を一枚ずつ剥がし、芯を取って縦半分に切ります。
小さめの葉の場合は、重ねて3~5cm幅で横に切り、大きな葉はさらに縦に切ります。
③千切り
トンカツの付け合わせなどによく使われる千切りは、葉脈を切断するか沿って切るかで食感が変わります。
葉を剥がし、芯を取り、大きさに気を付けて葉を丸めます。
好みの太さで切り、千切りにします。
④みじん切り
みじん切りは、葉脈や歯ごたえに影響されません。
葉を剥がし、芯を取って縦に切り重ね、ひも状にします。
それをさらに細かく切ります。
小さなみじん切りの場合は、さらに細かく切ります。
キャベツを無駄にせず活用する方法
キャベツの千切りの際、端部分が切れ残ることがありますが、これを無駄にせず活用する方法があります。
端部分も千切りに加えたり、別途細かく切って使用することで、余すことなく利用できます。
切れた小さな葉は、大きな葉の間に挟んで、一緒に千切りにするのがおすすめです。
また、しっかりと上から押さえて切ることで、細かい部分が出てきにくくなります。
キャベツの葉を綺麗にはがす方法
キャベツの葉を剥がす際の正しい方法は、芯の部分に包丁で切り込みを入れて、ゆっくり剥がすことです。
硬くて剥がれにくい場合は、レンジで少し温めると柔らかくなり、剥がしやすくなります。
ただし、生食用に使用する際は、加熱された部分は別の料理に回し、柔らかくなった部分を使いましょう。
キャベツの芯の取り方
キャベツの芯の取り方も重要です。
玉の中央にある芯を取る場合、円錐形に包丁を入れて取り除きます。
半玉の場合は、茎部分に三角形に包丁を入れて取ります。
取り除いた芯の部分に濡れたキッチンペーパーを入れると、キャベツの保存性が高まります。
キャベツの葉にある葉脈の芯を取るときは、包丁で芯に沿って切り取ります。
ロールキャベツなどの場合は、茹でてから芯を薄く切り落として使います。
硬い外葉の芯は、ピーラーで薄く剥いて使用します。
キャベツの8分の1を使ったホイコーロー
このレシピでは、くし形切りにしたキャベツを使った蒸し回鍋肉の作り方を紹介します。
所要時間は約30分で、一人前のエネルギーは322kcalです。
この料理はキャベツを大量消費でき、子供と一緒に楽しむことができます。
また、美容にも良いです。
材料(4人分)
- キャベツ:大1/2個
- 長ねぎ:1/2本
- ピーマン:1個
- サラダ油:大さじ2
- 豚肉(小間切れ):300g
- ミツカン味ぽん:大さじ6
- おろしにんにく:小さじ2
- 豆板醤:大さじ1
- みそ:大さじ2
- 砂糖:大さじ1
- ごま油:大さじ1
- こしょう:少々
作り方
- キャベツは芯を残して8等分のくし形切りにします。長ねぎは5cm長さに切って白髪ねぎにし、水に5~6分さらします。ピーマンは薄い輪切りにして、種とヘタを取ります。
- 豚小間肉を食べやすい大きさに切り、肉味噌の材料を混ぜ合わせます。
- ホットプレートにサラダ油を入れ、中温で熱し、キャベツを並べて3~4分焼きます。焼き色がついたらキャベツを返し、放射状に並べます。
- キャベツの上に肉味噌をのせ、フタをして豚肉の色が変わるまで5~6分蒸します。
- 白髪ねぎとピーマンを散らし、崩しながらいただきます。
8分の1に切ったキャベツは使い方いろいろ! まとめ
キャベツは一年中利用できる重要な食材です。
適切な扱いをすれば長持ちし、無駄なく使い切ることが可能です。
キャベツを上手に切る技術は、これを実現するために非常に重要です。
特に千切りは、練習を重ねることで、店で提供されるようなふわふわとした食感を再現できるようになります。
最後までお読みいただきありがとうございました!