夏の風物詩である「大玉すいか」
その存在感ある丸い形は、見た目からして夏らしい魅力に溢れています。
しかし、「大玉すいか」について、その特徴や定義を詳しく知っている人は少ないかもしれません。
この記事では、この夏の代表的な野菜である「大玉すいか」について、旬の時期やおすすめの品種に触れながら、その魅力を掘り下げて解説します。
大玉すいか(Lサイズ)の特徴
すいかには大玉・中玉・小玉など、サイズに応じたさまざまな品種があります。
その中でも、大玉すいかは、その名が示す通り、特に大きなすいかです。
旬の時期には、スーパーマーケットの店頭に多く並び、すいかの代名詞とも言える存在です。
ここでは、そんな大玉すいかの特徴を詳しく見ていきましょう。
重さや直径は?
一般的な大玉すいかは、1玉で約5kgから7kgの重さがあります。
大きいものになると、10kg近くになることもあります。
大玉すいかは1玉あたり5kg~7kg、直径は約30cmです。
小玉すいかは2kg未満なので、大玉すいかはその重量感が際立っています。
家族で一緒に楽しむには、丸ごと1玉を購入してシェアするのがぴったりです。
味はどんな感じ?
大玉すいかは、甘みが強く、シャリシャリとしたすいからしい食感が特徴です。
品種によりますが、平均的な糖度は12度から13度程度。
小玉すいかと比べると糖度は若干低いですが、果肉にはたっぷりの水分が含まれており、非常にジューシーです。
暑い夏でも、さっぱりとした味わいを楽しめます。
旬の時期は?
大玉すいかの旬は6月から8月頃です。
全国各地で栽培されているため、地域によって旬の時期は異なります。
たとえば、熊本県では3月から6月、千葉県では5月から7月、山形県では7月から8月が旬です。
早い地域では春先から楽しめる大玉すいかですが、出荷のピークは7月から8月。
まさに夏を象徴する野菜といえるでしょう。
小玉すいかとの違い
大玉すいかと小玉すいかの違いについて、以下の表で比較してみましょう。
小玉すいか | 大玉すいか | |
---|---|---|
重さ | 1.5kg~2kg | 5kg~7kg |
大きさ | 直径20cm程度 | 直径30cm程度 |
旬の時期 | 5月から8月頃 | 6月から8月頃 |
味わい | 甘みが強く、糖度がやや高い | シャリ感が強く、ジューシー |
皮の厚さ | 薄い | 厚い |
日持ち | 日持ちしにくい | 日持ちしやすい |
このように、大玉すいかと小玉すいかは、重さや大きさ、皮の厚さなどで大きく異なりますが、旬の時期はほぼ同じです。
日持ちのしやすさでも差があります。
おすすめの大玉すいか品種
鳥取県で栽培されているおすすめの大玉すいかの品種を紹介します。
琴浦きらり
まずは「琴浦きらり」です。
鳥取県東伯郡琴浦町で栽培されているブランドすいかで、非常に甘みが強く高品質なことで知られています。
がぶりこ
次に紹介するのは「がぶりこ」です。
見た目が真っ黒な「がぶりこ」も、琴浦町の代表的なブランドすいかの一つです。
種が少なく、小さな子供でも食べやすいのが特徴です。
甘みもたっぷりで、糖度も高いので、その名の通り「がぶり」とかぶりつきたくなるすいかです。
大栄すいか
最後に紹介するのは「大栄すいか」です。
鳥取県北栄町で100年以上の栽培歴を持つ、名産品の大玉すいかです。
糖度は約11度と少し低めですが、果肉全体に甘みが広がっており、実際の糖度以上に甘さを感じることができます。
Lサイズのスイカの直径についてのまとめ
大玉(Lサイズ)すいかは1玉あたり5kg~7kg、直径は約30cmと、存在感のあるすいかです。
厚めの皮に包まれた果肉は、シャリシャリとした食感と甘くてジューシーな果汁が魅力です。
旬は6月から8月頃。
ぜひ、この夏は地域の大玉すいかを味わってみてください。
最後までお読みいただきありがとうございました!