今日はバジルの魅力について、私が栽培しながら発見したことをお話ししていきたいと思います。
バジルって、実は奥が深いんですよね。
スーパーで見かける一般的なバジルの他にも、実は様々な種類があって、それぞれ違った特徴や魅力があるんです。
今回は、8種類のバジルの特徴と、失敗知らずの育て方のコツをご紹介します。
バジル栽培の主なポイント
まずは、バジル栽培の主なポイントをまとめてみましょう。
- バジルは全部で150種類以上!でも基本の8種類を押さえれば大丈夫
- 育てやすさは品種によって全然違う
- 日光と水やりが命
- 初心者さんは苗から始めるのがおすすめ
- 失敗しても、コツを掴めば誰でも育てられます
それでは、私が実際に育ててみた8種類のバジルの特徴を、順番にご紹介していきますね。
8種類のバジルの特徴
①スイートバジル、まずはこの定番から
バジル初心者の方は、まずこのスイートバジルから始めることをおすすめします。
私も最初はこれから始めたのですが、本当に育てやすくて驚きました。
「ハーブの王様」って呼ばれているのも納得。
②ブッシュバジルは見た目も可愛い
次はブッシュバジルですが、これ、私のイチオシなんです。
香りはスイートバジルと似ているんですが、葉っぱがとってもコンパクト。
背丈も50cmくらいで済むので、ベランダでも場所を取りません。
小さな葉っぱは料理のトッピングにぴったり。
ちぎる手間もなくて、見た目もオシャレになるんです。
サラダに散らすだけで、まるでカフェみたいな雰囲気が出せちゃいますよ。
③ガパオライスには欠かせないホーリーバジル
タイ料理好きの方なら、きっと知っているはず。
あのガパオライスに使われているのが、このホーリーバジルなんです。
スパイシーな香りが特徴で、実はお茶としても楽しめます。
インドではトゥルシーという名前で呼ばれていて、「最高位のハーブ」として大切にされているそうです。
私も育ててみましたが、香りの強さに最初は驚きました。
でも、この独特の風味がクセになるんですよね。
④爽やかな香りのレモンバジル
名前のとおり、レモンのような爽やかな香りが特徴です。
シトラスバジルとも呼ばれているんですよ。
見た目の特徴は、他のバジルより少し明るい緑色をしているところ。
これ、魚料理との相性が抜群なんです。
私の場合は、鶏肉のソテーに添えたり、サラダに混ぜたり。
さっぱりした味わいが欲しいときに重宝しています。
⑤甘い香りのシナモンバジル
このバジルを初めて育てたとき、その香りの豊かさに感動しました。
シナモンのような甘い香りがして、花や茎がピンク色を帯びているんです。
これね、実は私のお気に入りの使い方があるんです。
焼き菓子に入れると、風味がすごく奥深くなるんです。
シフォンケーキやクッキーに刻んで入れると、普段のお菓子が特別な一品に変身しますよ。
⑥ジェノババジルは本場イタリアの味
ジェノヴェーゼペースト用に開発されたと言われているバジルです。
これが病害虫に強くて、しかも花が咲いた後も香りが落ちにくいんです。
私の場合は、トマトと一緒に育てていますが、両方とも元気に育っていますよ。
⑦見た目も美しいダークオパールバジル
濃い紫色が特徴的な紫バジル。
香りはスイートバジルに似ているんですが、その見た目の美しさに一目惚れした方も多いのでは?
実は、私もその一人です。
このバジルでビネガーを作ると、綺麗な紫色に染まるんです。
オイルに漬け込んでも素敵な色合いになりますよ。
観賞用としても十分楽しめるので、一石二鳥なんです。
⑧アニスバジルは強い香りが魅力
最後にご紹介するのは、アニスバジル。
リコリスバジルとも呼ばれていて、アニスのような甘い香りが特徴です。
茎や花が紫色をしているので、見た目も楽しめます。
ただし、香りがとても強いので、料理に使うときは少量がおすすめです。
私は最初、たくさん入れすぎて失敗しました。
でも、適量を覚えれば、料理の風味付けに重宝しますよ。
バジルの栽培方法はどの種類も同じ
さて、これだけ種類があると、どうやって育てればいいのか不安になりますよね。
でも、基本的な育て方は同じなんです。
ここからは、私が実践している育て方のコツをお伝えしていきます。
まずは、プランターと土づくり
プランターは、一つの苗に対して直径15~20cm、深さ15~25cmあれば十分です。
私の場合、最初は100均のプランターから始めました。
プランターの底に鉢底石を敷き、その上に培養土を入れます。
このとき、フチから2~3cmほど余裕を持たせるのがコツです。
苗選びのポイント
4月上旬くらいから、ホームセンターで苗が出回り始めます。
でも、寒い地域にお住まいの方は、5月以降の購入がおすすめです。
私も最初は早く始めたくて4月に購入しましたが、寒さで苗が弱ってしまい、失敗した経験があります。
黄色くなっていたり、虫がついていたり、茎が細くて弱々しい苗は避けた方が無難です。
植え付けと水やりのコツ
苗を植えるときは、ポットと同じ大きさの穴を掘って、優しく植え付けます。
このとき、根を傷つけないように気を付けるのが大切です。
水やりは、朝一番がベスト。
土の表面が乾いたら、プランターの底から水が流れ出るくらいたっぷりと与えます。
ただし、受け皿に水が溜まったままにするのはNG。
根腐れの原因になってしまいます。
日光と置き場所
バジルは日光が大好きで、特に午前中の太陽が大切なんです。
私の場合、東向きのベランダで育てていますが、南向きでも大丈夫です。
ただし、西日は強すぎるので注意が必要です。
肥料と追肥のタイミング
植え付けから2週間おきくらいで追肥をします。
私は、葉の色が黄色くなる前に、こまめに肥料を与えるようにしています。
とはいえ、与えすぎは禁物なので、説明書通りの量を守ることが大切です。
収穫と摘心で長く楽しむ
7~10月が収穫のベストシーズン。
このとき、最も若い葉から2、3節目の芽の上で摘心すると、脇芽が出てきて収穫量が増えるんです。
花が咲きそうになったら、その部分を摘み取ります。
花を咲かせてしまうと、その後の生育が弱くなってしまうんです。
この作業を3~4回繰り返すと、秋まで楽しめますよ。
8種類のバジルを押さえておけばOK まとめ
いかがでしたか?
バジルの種類と育て方、意外と奥が深いでしょう?
でも、基本さえ押さえれば、誰でも育てることができます。
最初は1種類から始めて、慣れてきたら他の種類にも挑戦してみてください。
きっと、バジル栽培の楽しさにハマること間違いなしです。
最後までお読みいただきありがとうございました!