ピーマンの内部には通常、白いワタと種が入っていますが、黒いつぶつぶを見つけたことはありませんか？
私もピーマンを切った際に、黒い粒が塊となって現れ、驚いた経験があります。
この黒いつぶつぶの正体とは一体何なのか？
ピーマンに見られる黒いつぶつぶの正体
実物を確認していないため断言はできませんが、虫の被害、つまり虫害の可能性が考えられます。
例えば、幼虫がピーマンの内部を食い荒らし、結果として内部が傷つくことがあるそうです。
ピーマンで特に多い虫害が、タバコガによるもの。
黒いつぶつぶは、タバコガのフンが固まったものかもしれません。
こうした虫害を受けたピーマンが食べても安全かどうか尋ねたところ、「食べないほうが無難です」とのことでした。
ピーマンの黒い種について
ピーマンを切った時に種が黒く変色していて驚いたことはありませんか？
種が黒くなる原因は、ピーマンが熟していることや鮮度が低下していることが考えられます。
どちらの場合でも、黒くなった種の部分を取り除けば食べることが可能です。
できるだけ早めに食べるようにしましょう。
ピーマンの黒ずみ
ピーマンに黒ずみや黒い斑点があるのを見つけた時に、不安に思ったことはありませんか？
ピーマンは熟成する過程で黒ずんだり、黒い斑点が現れることがあります。
カビの場合は、異臭や腐敗などの症状が見られることが多いので、見分けがつきます。
カビでなければ、食べても問題ありません。
黒枯病
家庭菜園でピーマンを育てている際に、黒枯病にかかることで黒い斑点が見られることがあります。
この場合は食べないほうがいいでしょう。
栽培中のカルシウム不足でも似た症状が出ることがあります。
ピーマンの内側の茶色い斑点
ピーマンを切った際、内部に茶色い斑点が見つかることがあります。
内部に茶色い斑点がある場合、タバコガと呼ばれる虫の幼虫が原因であることがあります。
こうした場合も、食べない方が安全です。
ピーマンのヘタが黒くなる原因
ピーマンは、まずヘタや種から劣化が始まります。
そのため、ヘタが黒くなっている場合は鮮度が落ちている可能性があります。
また、ヘタに白カビが生えることもありますが、カビの部分を取り除けば食べることができます。
ピーマンの茎が黒くなる原因
ピーマンは夏の暑さに強く、家庭菜園でも育てやすい人気の野菜です。
しかし、時々茎が黒くなることがあります。
病気の場合とピーマンの特性による場合がありますが、特に茎や葉の元が黒くなるだけなら問題はなく、そのまま栽培・食用にすることができます。
病気の場合は悪臭や斑点などが見られます。
ピーマンの実が黒くなるのはなぜでしょうか？
果実の表面に見られる黒い色は、メラニン色素によるものです。
これは露地栽培でよく見られますが、品種によってはまったく現れない場合もあります。
色素が現れる原因は紫外線であり、春から秋にかけての収穫期全般にわたって見られます。
発現の程度は品種によって異なり、細長いトウガラシの品種では比較的よく見られますが、丸型のピーマン系では少ない傾向があります。
ビニールハウス栽培ではほとんど見られないタイプ
栽培方法から見ると、ビニールハウス栽培ではほとんど見られませんし、直射日光を避けた栽培でも黒みが少なくなります。
これは、紫外線がカットされるためです。
したがって、黒色が出にくい品種を選んだり、日よけを設置して光を遮ると良いでしょう。
ピーマンの黒いつぶつぶは食べてはいけない まとめ
外見がきれいでも、内部に虫がいるかどうかを見極めるのはプロでも難しいため、稀に虫害を受けたピーマンが市場に出回ることがあります。
もし黒いつぶつぶのピーマンを見つけた場合は、食べないように注意することが大切です。
最後までお読みいただきありがとうございました！
