柔らかい果肉と甘い香りが特徴のメロンは、カリウムやビタミンを豊富に含んでいます。
今回は赤ちゃんにメロンを与える時期や、下ごしらえのポイントについてお伝えします。
赤ちゃんの離乳食に美味しいメロンを使ってみましょう!
メロンは0歳から食べられる?
メロンは離乳初期の生後5~6ヶ月頃から与えることができますが、最初は果汁を薄めたものから始めると良いでしょう。
繊維がまだ噛み砕けない時期なので、お茶パックや網などで果汁を絞り、お湯で薄めてから与えることをおすすめします。
中期や後期になると少しずつ果実も食べられるようになります。
9~11ヶ月の離乳後期には、5mm角にカットして与えるのが目安です。
完了期の1歳~1歳半には、食べやすい大きさに切って与えましょう。
どのくらいの量を与えるべき?
少量から始め、徐々に量を増やしていくのが理想です。
初めて与える際は、他の食材と混ぜずに単独で与えるようにしましょう。
初期は果汁から、中期以降は果肉も少しずつ取り入れる形で進めていくと良いでしょう。
メロンの下ごしらえと加熱
初めてメロンを与える場合、熟したものを選びましょう。
完熟したメロンは果汁も豊富で、赤ちゃんにも食べやすいので適しています。
メロンを与える際は、種をしっかりと取り除き、果肉を丁寧に下ごしらえしてください。
必要に応じて加熱することで、衛生面でも安心ですし、アレルギーのリスクも軽減できます。
メロンの分量
赤ちゃんに与えるメロンの量は時期によって異なりますが、初期はスプーン一杯から、中期は20~30g、後期には30~40g、完了期には40~50g程度が目安です。
成長に合わせて少しずつ量を増やしていきましょう。
メロンの栄養とアレルギー
メロンはビタミンCやカリウムが豊富で、赤ちゃんにとっても健康的な果物です。
しかし、メロンは果物アレルギーを引き起こす可能性があるため、初めて与える際は少量から始め、注意深く観察してください。
メロンの冷凍保存と便利なレシピ
メロンは冷凍することも可能で、離乳食に便利な食材です。
冷凍カットメロンやメロンジュース、メロン入りパン粥、メロンピューレなど、簡単に作れるレシピもたくさんあります。
これらのレシピを活用して、赤ちゃんに栄養豊富なメロンを与えてみてください。
メロンの保存方法
メロンを1玉切った後、余りがちですよね。
特に冷蔵保存だと、2日以内に食べきる必要があります。
もっとメロンを楽しみたいときに便利なのが、冷凍保存です。
冷凍保存の方法
メロンを冷凍する場合は、加熱するかそのままの状態で保存する方法があります。
生のまま冷凍する場合は、清潔な包丁とまな板を使い、ビニール手袋を着用してメロンを赤ちゃんの離乳食に適したサイズにカットしましょう。
加熱して保存する場合は、メロンを適切なサイズに切り、メロンの2~3倍の水で加熱します。
ジャムを作るようなイメージで調理します。
どちらの方法でも、清潔な保存容器に1食分ずつ入れて保存することが大切です。
メロンは0歳から食べられるので離乳食向け! まとめ
メロンは稀に食物アレルギーを引き起こす可能性があります。
初めて赤ちゃんに与える際は、少量から試してみましょう。
また、アレルギー反応が出た際にすぐに医療機関を受診できるよう、平日の午前中などに与えると安心です。
最後までお読みいただきありがとうございました!