小松菜は和え物やおひたし、炒め物などで活躍する野菜で、シャキシャキとした食感を楽しむためには適切な茹で時間が重要です。
今回は、小松菜の理想的な茹で時間や電子レンジで加熱する際の時間、おいしく茹でるためのコツをご紹介します!
小松菜の茹で時間の目安
●電子レンジで加熱する場合: 600Wで1分30秒~2分
茹ですぎないことが、シャキシャキ感を保つ秘訣です。
小松菜をおいしく茹でるコツ
①塩を加えて茹でる
茹でる際に塩を加えると、色が鮮やかになり、小松菜の甘みが引き立ちます。
お湯1.5リットルに対して、塩大さじ1程度が適量です。
ただし、電子レンジを使用する場合は塩を加えません。
②茎から茹でる
葉よりも茎の方が火が通りにくいため、先に茎をお湯に入れてから葉を加えます。
茎を10秒茹でた後、葉を加えてさらに20秒茹でると良いでしょう。
③茹でた後は冷水にとる
茹でた後はすぐに冷水にとり、素早く冷ますことでシャキシャキ感と鮮やかな色を保ちます。
小松菜の茹で方の手順
- 根元に十字の切り込みを入れてよく洗います。
- 沸騰したお湯に塩を加え、茎の部分を先に入れてから葉を加えます。
- 茹でたらすぐに冷水にとり、水けを絞ります。
電子レンジでの加熱方法
- 切らずに加熱する場合
洗った小松菜をラップで包み、600Wで1分30秒~2分加熱し、冷水で冷ます。 - 切ってから加熱する場合
小松菜を切り、耐熱容器に入れてラップをし、600Wで1分~1分30秒加熱し、冷水で冷ます。
さらに、小松菜は生でも食べられる野菜です。
アク抜きの必要がなく、サラダなどにも活用できます。
小松菜の下ごしらえの方法
小松菜やほうれん草など、根元に土が残りがちな野菜の下ごしらえ方法を解説します。
洗い方
- 根元に十字の切り込みを入れる
小松菜やほうれん草を洗う前に、根元に十字の切り込みを入れます。
これにより、流水で洗う際に汚れが流れやすくなります。 - 茎を丁寧に洗う
切り込みを入れた後、茎に流水を当てながら、茎を開きつつ全体をなで洗いします。 - 葉はボウルで洗う
葉の部分はボウルに溜めた水でゆらゆらと泳がせるようにして洗い、土や汚れを落とします。
アク抜き不要
小松菜は苦味が少なく、新鮮なものは生で食べられるため、アク抜きの工程は不要です。
水にさらしたり、酢水につける必要もありません。
ゆで時間のポイント
小松菜は短時間でゆでるのがポイントです。
1分以内にゆで上げることで、ビタミンを損なわず、シャキシャキとした食感を保つことができます。
保存方法
ゆでた小松菜を保存する場合は、水分をよく絞り、適当なサイズにカットします。
クッキングペーパーを敷いた密閉可能な容器や保存用袋に入れ、冷凍保存しましょう。
冷凍した小松菜は、そのまま調理に使え、約3週間保存が可能です。
シンプルで美味しい小松菜のおひたし
画像&レシピ引用元:E・レシピ
副菜やおつまみに最適で、調理も簡単です。
必要な材料
- 小松菜: 1束
- かつお節: 適量
- 白ごま: 適量
- 焼き海苔: 適量
浸し汁の材料
- だし汁: 大さじ3
- 醤油: 小さじ2
作り方
- お湯を沸騰させ、少量の塩を加えます。
小松菜をサッと茹でて、冷水に取り、粗熱を取った後、水気を絞りましょう。
長さ3~4cmにカットします。 - 浸し汁の材料を混ぜ合わせ、茹でた小松菜をからめて器に盛り付けます。
- 仕上げにちぎった焼き海苔、かつお節、白ごまを散らします。
このおひたしは、シンプルでありながら、小松菜の風味を引き立てる和食の定番です。
お好みで量を調整し、美味しくお召し上がりください。
小松菜をおひたしにするなら?ゆで時間は短い! まとめ
小松菜の茹で時間に関して、これまで柔らかくなるまで茹でていた方には、新たなアプローチが必要です。
理想的な茹で時間は1分以内で、茹で過ぎると小松菜の栄養素、特にビタミンが失われてしまいますし、食感も損なわれます。
このポイントを押さえて、シャキシャキ感を楽しむ「おひたし」に挑戦してみてください。
最後までお読みいただきありがとうございました!