多くの人が、カブの皮を剥くかどうかで悩むことがあるかもしれません。
しかし、丁寧に洗浄すれば、皮を剥かずとも食べられることを覚えておきましょう。
ただし、成長が進んだカブは、皮が硬くなりがちで、食感に影響する場合があるため、気になる際は剥くことをお勧めします。
かぶは皮をむくべき?
皮を剥くことで口当たりが良くなり、加熱すると見た目も透き通り、美しくなります。
剥いた皮は細切りにして浅漬けにしたり、味噌汁に加えると無駄がなくおすすめです。
実際、カブの皮には甘みがあり、美味しいので、私はいつも皮を剥かずに楽しんでいます。
ぜひ、一度お試しください。
葉の一部を残して剥く場合
- 茎の根本から約3cm残して切り取り、もし根っこの部分があればそれも除去します。
- 茎が下になるように水を張ったボウルで振り洗いします。
- 茎が重なっている部所を開き、隙間に残った汚れは竹串でこそぎ落とし、水で洗い流します。
- 根元から茎に向かって縦に皮を剥きます。
- 茎の根元で包丁を止め、持ち上げるようにして茎の端まできれいに皮を剥きます。
- 茎の付け根まで、綺麗に剥けた状態にします。
茎を残すと、料理の色味が良くなります。
特にサラダや淡い色の料理にする時はおすすめです。
ボウルの水を充分吸わせ、竹串でこそぎ落とす方法が効果的です。
全体的に皮を剥くのが難しい場合、4等分に切ってからの方がやりやすいです。
皮を剥く際も、包丁は下から上に動かします。
茎の近くも、全体と同じ方法で剥きましょう。
葉を切り取ってから剥く場合
- カブを洗い、葉と根っこを切り落とします。
- りんごの皮を剥くように、カブを横に回しながら皮を剥きます。
- 皮が全て剥けた状態にします。
特に決まりはありませんが、球状のものはりんごを剥くようにすると、より簡単に剥けます。
カブは柔らかいので、包丁の使い方の練習にもなります。
もちろん、包丁の扱いに不安があれば、ピーラーを使用しても良いでしょう。
かぶの皮は厚めにむくのがポイント
皮の下には繊維があるため、皮が硬い場合は少し厚めに剥きます。
約2mm未満が目安です。
しかし、特に大きなカブでなければ、影響は少ないと思います。
薄切りにするレシピではあまり気にならないでしょう。
今回使用した直径4~5cmのカブであれば、特に固く感じなければ、厚く剥く必要はありません。
薄く皮をむくのは非推奨
カブや大根などの根菜類の皮は、適度に厚く剥くことがコツです。
薄く剥くと、繊維質の部分が残ってしまい、加熱しても柔らかくならず、食感が良くないためです。
なお、カブや大根の葉は水分と栄養を吸収してしまうため、保存する前に葉を切り落とすことで、より美味しくいただけます。
葉は塩ゆでしてから水気を絞り、冷凍保存すると、新鮮なうちに無駄なく利用できます。
カブの葉や茎を少し残して料理に加えることで、見た目の色どりを良くすることができます。
このように皮を剥く際には、ちょっとしたコツがあると、より上手に剥けるようになります。
注意すべきは葉よりも根の部分:かぶの選び方
新鮮なかぶの特徴はその白さと皮の光沢、弾力性です。
かぶは思った以上に繊細で、少しの衝撃で傷がつきやすいため、皮に傷や凹みがあるものは選ばないようにしましょう。
かぶについてのよくある質問
かぶを美味しく楽しむ方法をQ&A形式で紹介します。
この情報を読めば、かぶを食べたくなること間違いなし。
今夜のメニューに加えてみてはいかがでしょうか。
- Qかぶは生で食べても大丈夫ですか?
- A
生で食べられるかぶは、特に旬の時期は甘く、私もよく生で食べています。
薄切りにしたり、キューブ状に切ってレタスの上に乗せたサラダや、きゅうりと組み合わせてオリーブオイルで和えた料理がおすすめです。
梅肉との和え物にも合います。
- Qかぶの繊維が硬いと感じるのですが…
- A
繊維質が気になる場合は、皮を少し厚めに剥くと良いでしょう。
かぶを切った断面で、皮の部分は色が変わっていることが分かりますが、その全てを取り除く必要はありません。
2mm弱の厚さを残すだけで十分です
- Q皮ごと食べるおすすめの方法は?
- A
皮付きのまま生で食べるのが最適です。
皮を剥かずに加熱すると、中の滑らかな食感が損なわれがちですが、薄切りにしてサラダや浅漬けにしてみましょう。
かぶの皮をむく時には厚目がコツ! まとめ
根菜類如くカブや大根に見られる筋は、皮を厚く剥くことで対応すべきです。
節約を考えて皮を薄く剥くと、筋が残ってしまい、加熱しても柔らかくならず、口当たりも良くありません。
ピーラーでなく、包丁を使用して皮をしっかりと厚く剥き取るのが良い方法です。
最後までお読みいただきありがとうございました!