今日は空芯菜について、私が最近知った驚きの事実をお話ししたいと思います。
実は、この身近な夏野菜、アメリカではとんでもない扱いを受けているんですよ。
今回は、空心菜の英語名や驚きの情報をご紹介します!
空芯菜は英語で何という?
まずは、今日お話しする内容のポイントをご紹介します。
- 空芯菜は米国農務省により「有害雑草」に指定されている
- フロリダ州では栽培に厳しい許可が必要
- Water Spinach(水のほうれん草)という英語名の意外な由来
- 東南アジアでは水辺で栽培するのが一般的
- 栄養豊富で育てやすい、夏の定番野菜としての魅力
アメリカでは「有害雑草」
空心菜ですが、これがアメリカでは大変なことになっているなんて、最近まで全く知りませんでした。
特にフロリダ州での規制の厳しさには本当に驚きです。
というのも、フロリダ州では1973年から空芯菜の栽培が原則禁止になっているんです。
栽培するには許可が必要で、その規制の厳しさったら、まるで大麻のような扱いなんですよ。
例えば、フロリダ州内での販売は一切禁止。
州外への輸出だけが許可されています。
さらに、種まきも禁止されていて、挿し木での栽培しか認められていないんです。
それだけではありません。
もし自分の畑から空芯菜が外に広がってしまったら、その駆除費用も全部栽培者持ち。
かなり厳しいですよね。
空芯菜が問題になった理由
でも、なぜそこまで規制が厳しいのでしょうか?
実は、フロリダ州で空芯菜が問題になったのには理由があるんです。
この野菜、池を越えて勝手に繁殖し、水路を詰まらせてしまうほどの被害を出したことがあったそうです。
これを聞いて「えっ?空芯菜って水辺の植物だったの?」と思われた方も多いのではないでしょうか。
空芯菜の英語名が関係
実は、空芯菜の英語名は「Water Spinach(水のほうれん草)」なんです。
この名前の由来には、空芯菜の本来の生態が関係しているんです。
現地では田んぼのように水を張った場所で栽培したり、池にイカダを浮かべて育てる「浮水栽培」という方法も一般的だそうです。
私たち日本人にとって空芯菜は普通の畑で育てる野菜というイメージですが、本来は水辺で育つ植物だったんですね。
学名の「Ipomoea aquatica」の「aquatica」も「水生の」という意味があるそうです。
ほうれん草と名前についている理由
ちなみに「Spinach(ほうれん草)」という名前が付いているのは、見た目や葉の形がほうれん草に似ているからだと考えられています。
でも、実は全く違う科の植物なんです。
空芯菜はヒルガオ科サツマイモ属、ほうれん草はヒユ科の植物です。
空心菜の栽培は許可が必要なほど栄養価も高い
そうそう、カリフォルニア州とテキサス州でも空芯菜の栽培は許可制なんですよ。
日本では冬になると枯れてしまう空芯菜ですが、暖かい地域では多年草として育つため、年中枯れることなく増殖してしまうんです。
ただ、この繁殖力の強さは、栄養価の高さにも関係しているんですよ。
空芯菜は本当に栄養豊富な野菜なんです。
空心菜の夏の定番メニュー
私の家では夏の定番メニューとして、にんにくと多めの油で炒めた空芯菜をよく食べています。
シャキシャキした食感と独特の風味が、暑い季節にぴったり。
茹でたり炒めたりするだけで簡単に調理できるのも魅力です。
家庭菜園でも、挿し木で簡単に増やせて、暑さにも強いので育てやすい野菜です。
水耕栽培にも向いているそうなので、私も今年は試してみようかなと思っています。
その意外な素顔を知って、さらに興味深い野菜だと感じました。
空心菜の英語名と驚きの栽培事情 まとめ
みなさんは空芯菜を育てたことはありますか?
アメリカでは危険物扱いですが、それだけ成長力と栄養価が高い証でもあります。
ぜひ、旬の時期には空心菜を食べて、夏バテなど乗り切ってみてください。
最後までお読みいただきありがとうございました!