今日は、ちょっと変わった野菜のお話をしようと思います。
みなさん、「金時草」って知ってますか?
実は私、この野菜のすごさに最近気づいて、すっかりハマってしまったんです。
今回は、この金時草の魅力を余すところなくお伝えしたいと思います。
金時草の茹で時間は20秒だけでOK?
特に注目してほしいのは、以下の5つのポイントです。
- たった20秒の茹でで驚きの変化が!
- 葉っぱと茎で調理法が違う?
- 茹で汁が意外な使い道に!
- リボベジとしても楽しめる優れもの
- ポリフェノールたっぷりで栄養満点
それでは、さっそく詳しく見ていきましょう!
金時草の基本的な調理方法
まずは、金時草の基本的な調理方法からご紹介します。
金時草は、葉っぱと茎で火の通りかたが違うんです。
だから、調理する前に分けておくと、格段に扱いやすくなりますよ。
葉っぱは、茎からそっと摘み取るようにして分けます。
えっ、そんな短時間で大丈夫なの?って思いますよね。
でも、これが金時草の魅力なんです。
ちなみに、茹でた後の茹で汁は捨てないでくださいね。
あとで素敵な使い方をご紹介しますから!
金時草のぬめりとは?
さて、茹でた葉っぱを触ってみると、なんだかぬるぬるしてきます。
これが金時草特有のぬめりなんです。
葉っぱを刻むと、さらにぬめりが強くなります。
ぬめりが苦手な人は、あまり細かく刻まないのがコツですよ。
それと、葉っぱの色が濃くて大きいものほど、ぬめりが強くなる傾向があります。
お好みに合わせて、葉っぱの選び方や加熱時間、刻み具合を調整してみてください。
自分好みの食感を見つけるのも、料理の醍醐味ですからね。
金時草の茎の調理法
次は、茎の調理法をご紹介します。
葉っぱを摘み取った後の茎は、結構硬いんです。
でも、捨てちゃうなんてもったいない!
にんじんなど、色鮮やかな野菜と一緒に炒めると、見た目も味も楽しめますよ。
硬さが残る食感が、かえって食べ応えになって美味しいんです。
それに、茎には驚きの特徴があるんですよ。
なんと、土や水に挿しておくと、新しい葉っぱが出てくるんです!
これを「再生野菜」、略して「リボベジ」って言うんですよ。
リボベジとして楽しめば、一度買った金時草を何度も楽しめちゃいます。
エコで経済的、しかも新鮮な野菜が楽しめるなんて、素敵じゃないですか?
金時草の意外な活用法
さて、ここからが金時草の意外な活用法です。
最初に「茹で汁は捨てないで」って言いましたよね。
実は、この茹で汁がすごいんです。
茹で汁を見てみると、なんだか目を引くほど鮮やかな色をしてるのに気づきます。
これは、金時草の紫色の色素が溶け出したものなんです。
ポリフェノールって、健康や美容にいいって聞いたことありませんか?
そう、金時草の茹で汁は栄養の宝庫なんです。
この茹で汁、実はいろんな使い方ができるんです。
金時草のゆで汁でゼリー?
例えば、砂糖を加えてゼラチンで固めれば、きれいな色のゼリーになります。
ゼラチンで固めずに、少し煮詰めてシロップにするのもアリです。
このシロップを炭酸水で割ると、爽やかなジュースになりますよ。
夏の暑い日に、自家製の金時草ドリンクを飲むなんて、素敵じゃないですか?
お子さんのいるご家庭なら、このピンクごはんで食事を楽しく演出できそうですね。
金時草の酢の物とゆで汁のゼリーのレシピ
ここで、金時草を使った簡単レシピをご紹介しますね。
今回は「金時草の酢の物」と「茹で汁ゼリー」の2品です。
まずは、材料をチェックしてみましょう。
【金時草の酢の物】の材料
・金時草:1束
・砂糖:小さじ2
・しょうゆ:大さじ1
・酢:大さじ1
・おろし生姜:お好みで
【茹で汁ゼリー】の材料
・金時草の茹で汁:300ml
・砂糖:大さじ2
・粉ゼラチン:5g
・レモン果汁:小さじ1
では、作り方をご紹介します。
- 金時草は葉を摘み、湯を沸かした鍋に入れます。
- 再度沸騰したら20秒茹で、流水にとり、水を絞ります。
- 茹で汁は熱いうちに、砂糖・ゼラチンを溶かし、レモン果汁を加えて冷やし固めます。
- ボウルに調味料(砂糖、しょうゆ、酢)を混ぜ合わせ、食べやすい大きさに切った金時草を加えて和えます。
- お皿に盛り、お好みでおろし生姜をのせます。
簡単でしょう?
ちょっとしたコツをお教えしますね。
茹で汁ゼリーは、ゼラチンを溶かさずにシロップとしても活用できます。
レモン果汁を加えなければ赤紫色、レモン果汁を加えるとピンク色に仕上がります。
他の色のゼリーと2層にしたりと、お好みでアレンジしてみてください。
金時草は捨てる所がない?
さて、ここまで金時草の魅力をたっぷりお伝えしてきましたが、いかがでしたか?
葉っぱ、茎、茹で汁と、捨てるところなく食べることができる金時草。
1袋買えば、いくつもの料理が楽しめる、とってもお得な野菜なんです。
しかも、茎は水差しして葉を再収穫することもできるし、茹で汁の活用法も無限大。
古くから親しまれてきた伝統野菜でありながら、その食べ方はまだまだ進化し続けている予感さえします。
金時のゆで時間は20秒でOK まとめ
11月のはじめ頃まで楽しめる金時草、あなたはどの部分から楽しんでみますか?
ぜひ、金時草を見かけたら手に取ってみてくださいね。
きっと、新しい発見や驚きがあると思いますよ。
最後までお読みいただきありがとうございました!