今日は金沢の夏の風物詩、金時草についてお話しします。
この野菜、見たことありますか?
緑と赤紫のコントラストが美しくて、栄養満点なんです。
金時草の栄養成分がすごい?
金時草の魅力、ざっくりまとめるとこんな感じ。
- アントシアニンがたっぷり!美容と健康にいいんです
- ヌメリ成分が血糖値を下げてくれるかも
- GABAも豊富で、ストレス解消にも一役買ってくれそう
- ビタミンAが野菜の中でもトップクラス
- お浸しや天ぷらなど、いろんな料理で楽しめます
さて、それじゃあ詳しく見ていきましょう!
金時草って何?
まず、金時草って何? って思いますよね。
実は地域によって呼び方が違うんです。
でも、金沢以外ではあまり見かけないかも。
見た目は、葉っぱの表が緑で裏が赤紫色。
そして、茹でるとワカメみたいにヌルヌルするんです。
でも、アクも苦みもほとんどないから食べやすいのが特徴。
金時草の栄養価
それじゃあ、金時草の栄養価について詳しく見ていきましょう。
まず注目なのが、その赤紫色の正体「アントシアニン」です。
これ、ポリフェノールの一種で、すごい抗酸化作用があるんです。
老化防止はもちろん、免疫力アップや目の疲れにも効くかもしれません。
それから、あのヌルヌル成分。
血糖値を下げたり、コレステロールを抑えたり。それに血液サラサラ効果まであるんだとか。
あと、GABAっていうアミノ酸の一種も豊富なんです。
これ、ストレス解消に効くって言われてるんですよ。
毎日の生活で疲れちゃってる人には、ぴったりかも。
他にも、カルシウムや鉄分、ビタミンA・B2・Cなんかもたっぷり。
貧血気味の人や骨が心配な人にもおすすめです。
ちなみに、ビタミンAの含有量がすごいんです。
30代女性の1日の摂取推奨量の60%近くも含まれてるんですよ。
これ、小松菜やほうれん草よりも多いんです。
金時草のおすすめの食べ方は?
さて、そんな栄養満点の金時草、どうやって食べるのがいいの? って思いますよね。
一番オーソドックスなのは、お浸しかな。
簡単に作れて、金時草本来の味わいを楽しめるんです。
作り方はこんな感じです。
- 茎と葉っぱの境目でポキポキっとちぎります
- お湯を沸かして、葉っぱをサッと茹でます
- 冷水で軽く洗って、水気をしぼります
- 食べやすい大きさに切って、お皿に盛り付け
- 最後に、お醤油と酢をかけるのがおすすめ
酢をかけると、青紫色から鮮やかな赤紫色に変わるんですよ。
見た目も味もさっぱりして、暑い夏にぴったり。
お浸し以外にも、天ぷらにしたり、炒め物に入れたり、味噌汁の具にしたり。
散らし寿司やゼリーにしても面白いかも。
アイデア次第で、いろんな料理を楽しめますよ。
金時草の茎は捨てないで!
そうそう、金時草の茎、捨てないでくださいね。
実はこれ、水に挿しておくと2週間くらいで根が出てくるんです。
根が出たら、プランターやポットに植えてみてください。
暑さには強いんですけど、乾燥には弱いので、水やりは忘れずにね。
葉っぱが茂ってきたら、摘んで食べちゃいましょう。
摘んでも次々と新しい芽が出てくるから、うまくいけば冬まで収穫できちゃいます。
価格が高騰する時期も
ただ、今年は金時草、ちょっと高騰してるみたいなんです。
例年なら1束300円くらいなのに、700円くらいする年もあるんだとか。
だから、金沢市内のスーパーでもあまり見かけないかもしれません。
でも、これから出荷量が増えて、いつもの値段で買えるようになるといいですよね。
私も、金時草が店頭に並ぶのを心待ちにしてます。
金時草の驚きの栄養成分についてのまとめ
金時草、栄養たっぷりで美味しくて、見た目も素敵。
金沢の夏の味覚を、ぜひ楽しんでみてください。
皆さんは金時草、食べたことありますか?
最後までお読みいただきありがとうございました!