今日は、私の家庭菜園で大活躍してくれた空芯菜についてお話しします。
この野菜、実は「切るほど増える」という驚きの特徴があって、夏の菜園の救世主なんです。
最初に空芯菜を育て始めた時は「何これ!?」と驚きの連続でした。
今では、我が家の夏の定番野菜になっています。
空心菜は何度も収穫
まずは、空芯菜の基本的な特徴をご紹介しますね。
- 暑さに超強い!真夏でもグングン育つ
- 病害虫に強くて、手間いらず
- 切れば切るほど脇芽が出てくる
- 柔らかい茎と葉が美味しい
- 栄養価が高く、夏バテ予防にも
空心菜はさつま芋の仲間
空芯菜って、実はサツマイモの仲間なんです。
茎が空洞になっているので「クウシンサイ」と呼ばれていますが、「エンサイ」や「ヨウサイ」という名前でも売られています。
我が家では、長年家庭菜園を続けている父が「トレトレ、これは絶対育てた方がいいよ」と勧めてくれたのがきっかけで栽培を始めました。
空心菜の育て方
では、具体的な育て方をご紹介していきますね。
種まきのポイント
まず、種まきは気温が暖かくなってから。
私の場合、育苗は4月中旬頃から始めています。
ところで、最初は「種、深すぎないかな?」って心配になりました。
でも、これくらいの深さがちょうどいいんです。
水をたっぷりあげれば、ちゃんと発芽してきますよ。
間引きのポイント
本葉が1〜2枚出てきたら、元気な苗を1本に間引きします。
最終的には本葉4〜5枚の苗に育てます。
ちなみに、この時期はまだ寒い可能性があるので、保温には気を使います。
土づくりもポイントの1つ
土作りも大切なポイントです。
空芯菜は肥料好きな野菜なので、堆肥と元肥をたっぷり入れて、しっかり耕しておきましょう。
我が家では、「マイガーデンベジフル」という配合肥料を使っています。
バランスがよくて、使いやすいんです。
母も「これ、使いやすいわねー」と気に入っています。
定植のポイント
さて、いよいよ定植です。
苗が本葉4〜5枚になったら植え付け適期で、株間は35cmあけて植えます。
「えー、そんなに離す必要あるの?」って思われるかもしれませんが、後々のことを考えるとこれくらい必要なんです。
定植後は、敷きワラや刈り草でマルチングすると良いですよ。
これは、土の乾燥を防ぐためです。
収穫のポイント
そして、いよいよ収穫です!
ここからが空芯菜の本領発揮です。
草丈が30cmほどになったら、株元から3節を残して先端を摘心します。
これが最初の収穫になります。
脇芽が次々と出てくる?
ここからが面白いんです。
主茎を摘心すると、次々と脇芽が出てきます。
この脇芽を20〜30cmほどに伸ばして、また収穫する。
すると、また新しい脇芽が出てくる。
初めてこの特徴を知った時は「えー!そんなに収穫できるの!?」って驚きました。
でも、本当にその通りなんです。
脇芽収穫時の注意点
ただし、注意点もあります。
ツルが混み合いすぎると、軟弱な芽しか採れなくなってしまいます。
だから、密になったところは刈り取って、ツル立ちをまばらにしてあげることが大切です。
私も最初は「もったいない!」と思って、刈り取るのを躊躇していましたが、整理すると新しい脇芽の成長が良くなることに気づきました。
追肥も忘れずに
追肥も忘れずに。
植え付けから1ヶ月後くらいから、2〜3週間に1回のペースで追肥します。
この時、軽く土寄せもしてあげると、より元気に育ちますよ。
今では、我が家の夏の食卓に欠かせない野菜になった空芯菜。
炒め物はもちろん、お浸しや、スープの具材としても大活躍しています。
空心菜は脇芽天国の野菜? まとめ
皆さんも、ぜひ空芯菜栽培にチャレンジしてみてください。
切るほどに増える不思議な魅力に、きっと虜になることでしょう。
脇芽がどんどん出てくるなんて、本当に不思議な野菜ですね。
最後までお読みいただきありがとうございました!