離乳食にかぶを取り入れることは可能ですか？
また、いつから取り入れても大丈夫でしょうか？
上記のような質問に今回は回答します。
本記事では、離乳食におけるかぶの紹介、適切な時期、おすすめのレシピまでを紹介します。
白カブの離乳食はいつから？
赤ちゃんにかぶを食べさせ始める適切な時期は、以下のように年齢ごとの食べさせ方や適量が示されています。
【離乳食初期（生後5～6ヶ月頃）】
かぶは軟らかく煮て、滑らかにすりつぶします。
さらにゆで汁で薄めて与えます。
【離乳食中期（生後7～8ヶ月頃）】
軟らかく煮たかぶを粗くつぶし、他の野菜や果物と合わせて一日20～30gを目安に与えます。
【離乳食後期（生後9～11ヶ月頃）】
指でつぶせる程度にやわらかく煮たかぶを、5～7mm角に切って提供します。
一日30～40gが目安です。
【離乳食完了期（生後12～18ヶ月頃）】
スプーンで切れる程度にやわらかく煮たかぶを、1cm角に切って提供します。
他の野菜や果物と合わせて一日40～50gを目安にします。
かぶの葉にはアクがある？
かぶは離乳食の初期から安全に食べられ、その自然な甘さが赤ちゃんにとって食べやすいでしょう。
ただし、かぶの葉にはアクがあり、離乳食中期からの取り入れが推奨されます。
繊維質が多い場合は裏ごしすると良いでしょう。
かぶを離乳食に使う時の注意点
離乳食でかぶを使用する際の注意点としては、皮を剥いて使用し、大きめに切って煮ることが推奨されます。
冷凍保存が可能で、手づかみ食べの際はやわらかさに注意が必要です。
ビタミンCや消化助ける成分も含まれているため、健康的な離乳食の一つとして取り入れることができます。
冷凍保存も可能
離乳食で利用するかぶは、事前に調理して冷凍保存が可能です。
加熱後に赤ちゃんの月齢に合わせて切り分け、製氷皿や個別パックに入れて冷凍しましょう。
解凍は電子レンジで行うか、鍋に直接加えてください。
かぶの離乳食レシピ3選！
以下に、かぶの離乳食のおすすめを３選してご紹介します。
【離乳食初期向け】かぶのペーストの基本レシピ
必要な材料：
- かぶ約40g
- 適量の白湯
調理手順：
- かぶの皮を剥いて、適当な大きさに切ります。
- 切ったかぶを鍋に入れ、水を加えて中火にかけ、沸騰後約8分間ゆでます。
- ゆでたかぶを水切りし、なお熱いうちに裏ごしします。ペースト状になるよう、少しずつ白湯を加えていきます。
調理のコツと注意点：
- 最初は液体に近い状態から始め、赤ちゃんの食進み具合に合わせて徐々にヨーグルトのような滑らかさに調整してください。
【離乳食中期向けレシピ】かぶと卵の和え物
必要な材料：
- かぶ約40g（葉と皮除去後）
- 卵1/2個
調理手順：
- かぶをみじん切りにし、耐熱容器に入れて電子レンジで1分半から3分加熱します。
- 卵を溶いてフライパンでしっかりと焼き、炒り卵を作ります。
- 加熱したかぶと炒り卵を混ぜ合わせて完成します。
【離乳食後期向けレシピ】かぶと豆腐のスープ
必要な材料：
- かぶ約20g
- 絹豆腐20g
- だし汁大さじ3
調理手順：
- かぶをさいの目に切り、耐熱容器に入れて電子レンジで1分半から3分加熱します。
- 絹豆腐を1cm角に切ります。
- 小鍋にかぶ、豆腐、だし汁を加えて温め、よく混ぜ合わせて完成します。
白カブは離乳食の初期からでもOK まとめ
カブの選び方のポイントとして、かぶは皮がピンとしていて水分をたっぷり含んだものを選びましょう。
加熱することで柔らかさと甘みが増し、離乳食に適した食材になります。
今回ご紹介したレシピを活用して、美味しいかぶの離乳食を作成してみてください。
最後までお読みいただきありがとうございました！
