エド・カリー氏がアメリカのサウスカロライナ州で激辛唐辛子の開発を行い、新たに「ペッパーX」という唐辛子を生み出したことが話題になっています。
このペッパーXは、辛さを測るスコヴィル値で、これまで世界一の辛さとしてギネス世界記録に認定されていたキャロライナ・リーパーを大幅に上回りました。
今回は世界で1番辛い唐辛子はペッパーXなのかなどご紹介します!
世界で1番辛い唐辛子はペッパーX?
カリー氏は大学生の頃から唐辛子の栽培に熱中しており、キャロライナ・リーパーも彼の手によって開発されたものです。
カリー氏はペッパーXを食べた際、3時間半以上辛みを感じ、けいれんを経験したというエピソードも語っています。
彼はペッパーXの開発を通じて、植物学、化学、遺伝学の知識を活用し、この新種の唐辛子を生み出しました。
ペッパーXはキャロライナ・リーパーとは違う?
ペッパーXは、キャロライナ・リーパーとは異なる種で、独特の茶色と緑色が混じった色合いが特徴です。
キャロライナ・リーパーよりも辛い唐辛子が存在するかもしれないと示唆しており、カリー氏は今後も唐辛子の開発に尽力する意向を示しています。
これは、キャロライナ・リーパーの経験を踏まえたもので、彼と彼のチームが適切な利益を得るための措置とされています。
辛さを測る単位として使われる「スコヴィル値」とは
唐辛子の辛さを測る単位として使われる「スコヴィル値」は、唐辛子の辛味成分であるカプサイシンの濃度を示す指標です。
スコヴィル値が高いほど、その唐辛子は辛いとされます。
例えば、スコヴィル値が10の唐辛子は、水で10倍に薄めると辛さを感じなくなるとされています。
ギネス認定はされていない?
辛さランキングについては、世界中でさまざまな説があります。
2023年現在、ウェブ上では「ドラゴン・ブレス・チリ」と呼ばれる唐辛子が、スコヴィル値248万として最も辛いとされていることもあります。
しかし、ギネス世界記録としての認定は受けていないようです。
実際に、ギネスの公式サイトでは、キャロライナ・リーパーが「世界一辛い唐辛子」としてスコヴィル値1,641,183で認定されています。
ギネスの世界記録はキャロライナ・リーパーが保持!
この状況から、ギネス世界記録における「世界一辛い唐辛子」の座は、キャロライナ・リーパーが引き続き保持しているということになります。
なお、キャロライナ・リーパーもエド・カリー氏によって開発された品種です。
また、カリー氏のように新たな品種を開発し続ける農家や研究者たちにより、今後もさらに辛い唐辛子が登場する可能性があります。
唐辛子の辛さの世界記録に関する最新の情報をお伝えします。
ギネス世界記録で「世界一辛い唐辛子」として認定されているのは?
2023年現在、ギネス世界記録で「世界一辛い唐辛子」として認定されているのは、キャロライナ・リーパーです。
一方で、ドラゴン・ブレス・チリやペッパーXといった他の極めて辛い唐辛子についても話題になっていますが、これらが公式にギネス記録を更新したという情報はありません。
キャロライナ・リーパーは、エド・カリー氏によって開発された品種で、そのスコヴィル値は1,641,183に達します。
世界一辛い唐辛子はギネスにまだ未認定 まとめ
2023年時点で公式に「世界一辛い唐辛子」と認定されているのは、キャロライナ・リーパーという状況です。
しかし、唐辛子の世界は日々進化しており、新しい品種やより高いスコヴィル値を持つ唐辛子が今後も登場することが予想されます。
最後までお読みいただきありがとうございました!