青菜のなかでも特に小松菜は、そのあっさりした味わいで多くの人々から好まれており、特にスムージーの材料としてその人気は高まっています。
和食ではおひたしや炒め物としても親しまれており、栄養価が高いことから健康的な食生活には不可欠な存在です。
しかし、青菜には保存性が低いという特徴もあります。
今回は、小松菜の賞味期限や見た目でわかる腐った小松菜の見分け方などご紹介します!
小松菜の賞味期限は見た目でもわかる?注意点5つ!
食べるのが危険な小松菜は見た目からもわかるので、見分け方5つを解説します。
①変色が見られるとき
新鮮な状態を失い始めた小松菜は、徐々に黄色や茶色へと変わり始めます。
このような変色は、葉や茎の鮮度が失われ、腐敗が始まっている可能性があります。
変色が見られたら、その他の兆候と共に慎重にチェックしてください。
②異常な臭いがする場合
ゴミのような、あるいは酸っぱいまたはカビ臭い異臭を感じた場合、それは腐敗のサインです。
嗅覚に頼って、見た目の変化と共に鮮度を確認しましょう。
③粘りや液があるとき
小松菜の葉、茎、根元に粘りやべたつき、液体が現れたら、それは鮮度が落ち、傷みが進行している証拠です。
こういった症状が見られる場合は、食べずに廃棄するのが賢明です。
④味の変化がある場合
本来は味のクセがない小松菜から苦みや酸味が感じられる場合、鮮度が落ちている可能性があります。
そのような変化を感じたら、消費は控えるべきです。
⑤白カビが生えているとき
小松菜の葉や根元に白いカビが見えたら、それは腐敗している証拠です。
カビが見える部分だけを取り除いて使用することもあるかもしれませんが、表面にカビが生えているということは、その他の部分にもカビが広がっている可能性が高いため、安全を考えると廃棄が望ましいです。
小松菜の賞味期限と保存期間
生の小松菜には決まった賞味期限が設けられていないため、一般的には冷蔵保管した場合に約一週間が食べ頃の目安とされています。
それでも、小松菜の鮮度は保管方法次第で伸び縮みします。
以下に、長持ちさせる保管技をいくつかご紹介しますので、ぜひ試してみてください。
小松菜の保存期間|長持ちさせる方法は?
小松菜を冷蔵保存する際は、野菜室が最も適しています。
洗った後、余分な水をきり、キッチンペーパーなどでくるんだ後にビニール袋に入れます。
その際、ビニール袋の口はゆるく閉め、容器に立てて保存します。
この「立てる」方法が、小松菜を新鮮に保つコツになります。
冷凍で保管する方法
冷凍保存を考える場合は、小松菜を先に茹でるのが一般的です。
軽く塩茹でした後、冷水で冷まし、しっかりと水分を取り除いた後、食べやすい大きさに切り、小分けにして包装します。
金属のトレイに乗せて急速冷凍することで鮮度が保てます。
完全に冷凍されたら、専用の保存袋に移してください。
冷凍することで約1ヶ月保つことが可能です。
乾燥保存も有効
さらに、小松菜を乾燥させることでも長持ちさせることができます。
洗った後に水気を切り、ザルなどに広げて数日間天日干しにすると、約1ヶ月保存可能です。
鮮度が高いものを選べばさらに良い
新鮮な小松菜を選べば、賞味期限は自然と延びます。
新鮮な小松菜の見分け方を覚えておくと、長くおいしい状態で楽しむことができるでしょう。
まとめ
正しい保管テクニックを把握しておくと、小松菜を新鮮なまま長持ちさせて、美味しく頂くことができるんですよ。
さらに、小松菜に豊富に含まれるカルシウムは、タンパク質との併せ技によって、その吸収を向上させることが可能です。
小松菜の賞味期限は見た目でもわかるので、注意点を参考にして、腐ったかどうかの判断をしてください。
最後までお読みいただきありがとうございました!