トマトを新鮮な状態で長く楽しむために、冷凍保存がおすすめです。
常温での保管は約3日間、冷蔵庫であっても1週間が限界です。
今回は、トマトの長期保存方法や冷凍したトマトのレシピなどご紹介します!
トマトの長期保存は冷凍がおすすめ
完熟トマトの味わいも良いですが、新鮮なトマトの風味は格別です。
そのため、トマトが完熟し始めたら料理に活用するか、次の方法で冷凍保存しましょう。
冷凍保存のステップ
- トマトを丁寧に洗って水気をしっかり拭き取ります。
- ヘタを取り除きます(これにより解凍後の利用が容易になります)。
- トマトをジップロックなどの袋に入れ、冷凍庫に保存します。
この方法なら、トマトは1ヶ月以上保存可能です。
ミニトマトでも大きなトマトでも、丸ごと冷凍できます。
活用方法
忙しい時は、電子レンジで解凍し、数分間加熱することで簡単なトマトソースを作れます。
料理に使用する際、トマトの皮が気になる場合は、凍った状態で熱湯にくぐらせると皮が簡単に剥けます。
凍ったミニトマトや小さめのトマトは、スムージーや生ジュースの材料としても活用できます。
トマトの冷凍保存の仕方
トマトの冷凍保存には、推奨する2つの方法があります。
これらの方法は、冷凍トマトを日々の料理に手軽に活用するのに便利です。
ザク切りにして冷凍する方法
トマトはヘタを取り、皮つきのままざく切りにします。
切ったトマトから出る余分な水分は使いません。
熟しすぎたトマトは切りにくいので、適度な固さのトマトが適しています。
この方法で冷凍したトマトは約2週間保存可能です。
皮つき丸ごと冷凍する方法
トマトのヘタを丁寧にくり抜いて取り除きます。
冷凍用密封保存袋に入れ、空気を抜いてから冷凍します。
この方法も約2週間の保存が可能です。
冷凍したミニトマトは、必要な個数だけ取り出して使用できます。
これらの方法で、余ったトマトを無駄にせず、美味しく活用しましょう。
トマトの長期保存レシピ3選!
トマトの長期保存レシピでは、冷凍のトマトなどを使って調理します。
以下に、冷凍トマトのおすすめレシピを3選してご紹介します。
レシピ①:トマトの瓶詰め
画像引用元:楽天レシピ
トマトの瓶詰めなどは、簡単な作り方で長期保存が可能な方法です。
約2kgのトマトから約1.3L分の瓶詰めが作れます。
作り方は以下の通りです。
トマトの下処理
トマトはヘタを取り、ざく切りにします。
皮が気になる場合は、湯むきしてから切ると良いです。
また、ミキサーにかけてから煮る方法もあります。
トマトの煮込み
切ったトマトを中火で煮ます。
トマトを潰しながら煮ると、水分が早く出てきます。
焦げないように時々かき混ぜながら、中火から弱火で約20~30分煮込み、水分を飛ばします。
瓶詰め
好みのとろみが出るまで煮たら、熱いうちに耐熱瓶に入れ、蓋をします。
熱に注意してください。
保存方法
冷めた瓶が内側に凹んでいれば密閉されています。
未開封で約6カ月間保存可能です。
直射日光を避け、冷暗所で保存し、開封後は冷蔵庫に入れて早めに使い切ってください。
この瓶詰めされたトマトは、野菜炒めやスープなど、さまざまな料理に活用できます。
冷凍したトマトを使う際は、必ず加熱してから利用しましょう。
レシピ②:イタリアン風ピラフ
画像引用元:ほほえみごはん
このピラフは、丸ごと冷凍したトマトを使った炊き込みご飯です。
トマトの甘みと酸味が米にしみ込み、美味しいピラフに仕上がります。
材料(3〜4人分)
- 米:2合
- 丸ごと冷凍トマト(普通サイズ):1個
- ベーコン(スライス):2枚
- むきエビ:150g
- 玉ねぎ(みじん切り):大さじ1と1/2
- にんにく(みじん切り):1片分
- 塩:小さじ1/2
- こしょう:少々
- オリーブ油、コンソメ、パセリなど
作り方
- 米を洗い、水加減した後30分程度吸水させる。
- トマトは凍ったまま皮をむき、ベーコンは1cm幅に切る。
- エビに塩こしょうで下味をつける。
- 米から水を少し減らし、トマト、ベーコン、エビ、玉ねぎ、にんにくを加えて炊く。
- 炊き上がったらトマトを崩しながら混ぜ、パセリを散らす。
レシピ③:卵とトマトの春雨スープ
画像引用元:ほほえみごはん
見た目も鮮やかなこのスープは、凍ったミニトマトを使った中華風スープです。
材料(3〜4人分)
- 冷凍ミニトマト:4~6個
- 長ネギ:1/5本
- 春雨(ショートタイプ):10g
- 溶き卵:1個分
- 調味料(生姜、鶏がらスープの素、醤油、酒、こしょう、ごま油、片栗粉)
作り方
- ミニトマトは凍ったまま皮をむき、長ネギはみじん切りにする。
- 小鍋に調味料を入れ、中火で沸騰させた後、春雨とトマト、ネギを加える。
- トロみをつけたい場合は水溶き片栗粉を加え、溶き卵を入れたら火を止める。
これらのレシピは、冷凍トマトを活用することで簡単かつ効果的に料理を楽しむことができます。
トマトの長期保存レシピや冷凍方法についてのまとめ
トマトの鮮度を保つためには適切な保存方法が重要です。
通常、トマトは常温で約3日間、冷蔵庫で保存すると約1週間鮮度を保つことができますが、それを過ぎると徐々に風味が落ちてきます。
完熟したトマトは新鮮さがなくなるため、料理の材料として利用したり、冷凍保存するのが一つの方法です。
冷凍することで長期間保存可能になり、必要な時に使えるようになります。
最後までお読みいただきありがとうございました!