パプリカはスーパーで手軽に購入できる野菜で、栄養価が高く甘みもあり、赤ちゃんから大人まで楽しめます。
特に赤ちゃんには、離乳食中期(約7〜8ヶ月頃)から導入することが推奨されています。
離乳食の7ヶ月に使えるパプリカ
新鮮なパプリカを手に入れた際には、離乳食用の下ごしらえをして冷凍保存すると便利です。
食卓にも彩りを添えるこの野菜を、離乳食に賢く取り入れる方法を紹介します。
導入時期
パプリカは離乳食中期から導入することが可能です。
ピーマンに比べて苦みが少なく食べやすいため、赤ちゃんにも好まれますが、肉厚で消化しにくい皮は取り除くことをおすすめします。
量の目安
最初は子ども用スプーン1さじ程度から始め、徐々に量を増やしていきます。
初めて食べさせる際は、他の食材と混ぜずに単品で与えると良いでしょう。
また、離乳食初期(生後5〜6ヶ月)の進め方やレシピについても情報を探してみると役立つかもしれません。
子どもの成長に応じて食材の大きさや固さを調整することが重要です。
パプリカを含め、赤ちゃんが安全に食べられるように注意しながら、栄養豊富な食事を提供しましょう。
パプリカの調理目安
離乳食としてのパプリカは、赤ちゃんがモグモグ期の7〜8ヶ月頃に導入するのが理想的です。
この時期は食材の種類を増やすのに適しています。
赤ちゃんの月齢に応じてパプリカの調理方法を変えることが大切です。
- 中期(7~8ヶ月頃): やわらかく茹でた後、2~3mm大に切って粗くすりつぶす。
- 後期(9~11ヶ月頃): 指でつぶれる程度にやわらかく茹で、5~7mm角にカット。
- 完了期(12~18ヶ月頃): スプーンで切れるくらいの柔らかさに茹で、1cm角にカット。
パプリカの下処理と保存方法
必要な材料(15ml×12ブロック分)
- 赤パプリカ: 1個
- 黄パプリカ: 1個
- 水: 200ml
下処理と保存の手順
- パプリカのヘタを押し込み、中を開いてヘタ・ワタ・種を取り除く。3〜4つに割り、よく水洗いする。
- 濡れたパプリカをお皿に並べ、電子レンジ(600W)で2〜3分加熱し、少し柔らかくする。
- しんなりしたパプリカを水に浸し、手で薄皮をむく。
- 沸騰した水にパプリカを入れ、離乳食の時期に合わせて柔らかく茹でる。
- 粗熱が取れたら、食べやすいサイズにカットして、小分けトレーに移し、冷凍保存する。
冷凍したパプリカは、1週間以内に食べきるようにしましょう。
離乳食として再度加熱してから与えると、甘みが増し、細長くカットするとつかみ食べにも適しています。
食物アレルギーに注意
パプリカはまれに食物アレルギーを引き起こす可能性があるため、最初は少量から与え、様子を見ましょう。
特に初めて与える際は、医療機関を受診できる時間帯に試すことが重要です。
万が一アレルギー反応があった場合は、すぐに病院へ行くようにしてください。
離乳食用のパプリカの下ごしらえ:おさらい
離乳食用のパプリカの下ごしらえには、いくつかのコツがあります。
これらの手順は、赤ちゃんが安全にパプリカを食べられるようにするために重要です。
パプリカの下ごしらえのコツ
- パプリカの準備: まず、パプリカを縦半分に切り、ヘタと種、ワタを取り除きます。
- 茹でる: 次に、沸騰したお湯でパプリカが柔らかくなるまで茹で、その後冷水に取ります。
- 皮をむく: 表面の薄皮をむきます。これは特に離乳食用の場合は重要です。
- サイズに調整: 赤ちゃんの月齢に合わせて、適切なサイズにカットします。
アドバイス
赤ちゃんがパプリカを食べやすいように、表面の薄皮はしっかりとむいてください。
この皮は意外と固く、離乳食の時期の赤ちゃんには食べにくいものです。
また、パプリカは肉厚なので、十分にやわらかくすることが大切です。
パプリカは離乳食の中期におすすめ まとめ
パプリカはピーマンと比較して栄養価が高く、特定の栄養素においては約5.4倍も高いとされています。
苦手な子もいるかもしれませんが、ワタを取り除くことで苦味を減らし、十分に加熱することで食べやすくすることができます。
栄養豊富でカラフルなパプリカを離乳食に取り入れることで、赤ちゃんに野菜を楽しんでもらい、野菜好きを育てることができます。
最後までお読みいただきありがとうございました!