白菜は冬の鍋料理に不可欠な食材で、特に子供がいる家庭にとっては、白菜の取り入れ方が重要です。
今回は、白菜を使った料理のコツと、月齢別の赤ちゃんへの提供方法を解説します。
9ヶ月からOKの白菜で作る離乳食は？
白菜は甘くて食べやすいのが特徴です。
5～6ヶ月頃
白菜の葉先を柔らかく煮て、細かくすりつぶして与えます。
例：豆腐と白菜のみそ汁、白菜のミルク煮
7～8ヶ月頃
やわらかく煮た白菜を粗くすりつぶして与えます。
例：しらすと麩の白菜ミックス、鶏肉と野菜のスープ、鶏ひき肉と白菜のみそ汁
9～11ヶ月頃
指でつぶせるくらいに柔らかく加熱した白菜を3～4mmに切って与えます。
例：たら鍋、白菜とササミのキャロットサラダ、納豆と白菜のみそ汁
12～18ヶ月頃
柔らかく加熱した白菜を5mm～1cmに切って提供します。
例：プチおさかなボールと白菜のうどん、ツナと豆腐と白菜のだし煮、たらと人参と白菜のみそ汁
白菜の調理ポイント
- 7、8ヶ月までは白菜の葉先のみを使い、その後は芯も使用可能です。
- 芯は柔らかく加熱した後、細かく刻むかすりつぶして使用します。
- 白菜を切る際は、繊維を断ち切るように横断するとすりつぶしやすくなります。
- 白菜にはカリウムなどのミネラルが豊富に含まれています。
- 白菜は冷凍保存も可能です。
白菜を離乳食に取り入れる方法と注意点
白菜は、生後5ヶ月頃から離乳食に取り入れることができる便利な食材です。
離乳食の段階に応じて、白菜の与え方と食べられる部位が異なります。
以下に、各離乳食の段階での白菜の使い方を説明します。
- ゴックン期（生後5～6ヶ月）：柔らかく煮た白菜の葉先を使用し、細かくすりつぶして提供。
- モグモグ期（生後7～8ヶ月）：白菜の葉先を柔らかく煮て、細かく刻んで提供。
- カミカミ期（生後9～11ヶ月）：柔らかく煮た白菜を3～4mmの大きさに刻んで提供。
- 完了期（生後12～18ヶ月）：白菜を柔らかく煮て、5mm程度に切って提供。
離乳食初期から中期までは、白菜の葉先部分のみを使用し、後期以降からは硬い芯部分も取り入れます。
赤ちゃんに合わせて白菜の硬さを調整し、必要に応じてブレンダーで細かくすりつぶすことができます。
炊飯器を使った柔らかい野菜の調理方法もあります。
たとえば、炊飯器で人参、じゃがいも、白菜、玉ねぎなどを一緒に炊くことで、柔らかく甘味を引き出した蒸し野菜が作れます。
この方法は、離乳食にも適しています。
離乳食での白菜の活用
白菜は鍋料理に最適な野菜ですが、離乳食にも使いやすい食材です。
生後5ヶ月からは葉先、9ヶ月からは白い軸部分を使用し、柔らかく煮て調理します。
白菜は和風、洋風のどんな味付けにも合うので、離乳食のレシピを楽しむ際に役立ちます。
基本の離乳食：白菜（9〜11ヶ月の赤ちゃん向け）
画像引用元：トモニテ
材料：白菜：1食分あたり約20〜30g
調理方法：
- 白菜の外側は硬く繊維質が多いため、中心の柔らかい部分を使用します。粗く切ります。
- 白菜を沸騰したお湯で7分間茹でて柔らかくし、水切りします。電子レンジを使用する場合は、耐熱容器に白菜と少量の水を入れ、600Wで2分間加熱します。
- 茹でた白菜を5〜8mmの大きさに刻みます。
対象年齢：生後9〜11ヶ月頃の赤ちゃん（カミカミ期）
子どもの様子に合わせて大きさを調整してください。
保存についての注意点
- 冷蔵保存の場合：当日中に食べることを推奨。食べる前に電子レンジか小鍋で再加熱してください。
- 冷凍保存の場合：1週間以内に食べることを目安にします。食べる前に電子レンジか小鍋で再加熱してください。
保存期間はあくまで目安です。
保存状態によっては期間が異なる場合があります。
におい、味、色、食感に異常がある場合は食べずに廃棄してください。
白菜は9カ月から離乳食に使える！ まとめ
白菜は、冬になると鍋料理に欠かせない食材として多くの家庭で用いられます。
寒い季節になると丸ごと購入する方も少なくありません。
この白菜は、離乳食にも適した食材であり、生後数ヶ月から赤ちゃんに与え始めることができます。
最後までお読みいただきありがとうございました！
